辛の人の5月は…
よく手を動かす月となります。
それは物理的にもそうでしょうし、気持ちの上でも、世話を焼く、手をかけることに多くの時間をかける月となるでしょう。
もともとこだわりが強く、仕上がったものへの厳しさ、美しいものへの探求心が強い辛の人ですが、今年はどうしても人の目が気になったり、時間的なことに気持ちを取られて、急ぎがちであったり、心が揺れてしまう、ということが言えると思います。
5月は、自分の感覚を信じる、ということを大切に、ある意味マイペースに、丁寧に、いくら時間がかかってもいいから、というつもりで事に当たると良い時です。
辛の人は、普段からも慌てるとあまり良くありません。
というのも、時間に一番とらわれがちなのが、辛の人なのです。
今しかない、という焦りがあるかもしれませんが、本当はあまり気にしなくても大丈夫です。
タイミングは必ず再び巡ってきます。
一回こっきりのチャンスであった、ということはなく、よい流れの時には、同じようなよいチャンスが何度も巡るものです。
そして、今はあまり追い風ではないな、という場合も、心配しすぎないように。
昔々の報われなかった芸術家たちも、早くに亡くなってしまった方々は、生前に報われないケースが多いですが、長生きしたグループは、どこかで必ず星が巡り、脚光を浴びることができますし、それもたった一回ということはありません。
でも、良い流れが巡ってきたときに大きく認められるかどうかは、認められていない時にどれほどのものが出来上がっているのか、そのクオリティにかかってきます。
つまり、自分のコンディションをどのように整えておくのか、ということは、もちろん他のエレメントの方にとってもそうですが、特に辛の人にとって非常に重要です。
安心して集中できる環境づくりをしておく、ということが、6月の変化を前に、5月の、そして今年を通じてのお守りとなります。
5月も素晴らしい月となりますように!