• 日めくり五術とは何か

    日選び(擇日)の文化の成り立ちと『日めくり五術』の誕生の背景

    世界に広がる中国の古代叡智

    昔々、私が小学生の時に横浜中華街に出かけ
    大きな寺(おそらくそれは横浜媽祖廟と思われます)
    そこでおみくじを引いたら、全てが中国語で書かれていて驚いたことがありました。
    それを漢文に詳しい先生のところへ持って行き、訳してもらったときに
    先祖や、自分の何代か前に、中国本土を出て
    世界に広がっていった華僑と呼ばれる人たちの話を聴きました。
    必ず、移住した先に中華街をつくり、神を祭り
    協力して食べ物や文化を守り続ける人たち。
    それはもはや、国、という枠を超えた、家族というつながりの延長線上にある
    私たちの文化、というものを大切にする人たちで
    その文化の中には、祭礼・衣食住
    そして独自の生きる知恵、行動指針が含まれています。

     

    時を刻む昔の日時計と古銭

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    時を知る

    そして、その文化の中でも、特徴的な考え方の一つが、時を知る、ということです。

    私が横浜中華街で引いたおみくじにも、吉凶とは別に
    全体として、今年がどのような年になるのか、ということが書かれていました。
    意識される時の一つは、運命に近いようなものです。
    今、自分の10年ごとのテーマがどのようなものかをよく知る、ということがあります。
    これは五術の『命』にあたり、一人一人、その10年の変わり目も、取り組むテーマも違います。

    時間、つまり人と時の間を読み解く

    もう一つの意識する『時』は、私たち全員が共有している、今、この瞬間の時です。
    時間とは、時の間と書きます。
    これは、人と、時の間に何が起こるのかを、古代の日本人が見つめていたことを示しています。
    中国語では、時は、ほぼ日本語と同じ意味ですが
    時間は英語ではthe concept of timeと訳され
    概念としての時間
    つまりその時が引き起こした現象や背景も含まれます。
    日本語では、今はそこまで意識せずに使用している時間、という言葉ですが
    彼らは、本来の意味での『時間』を読み解き
    凶を避け
    できるだけよい現象を引き出すために、よい時を選ぶ
    よりふさわしい時の列車に乗る、ということに本気で取り組んでいます。
    その背景には、間違いなく、命懸けで国を出て
    その先で生き残ることはもちろんの事
    家族で成功することを強く願い、日々奮闘しているからこその真剣さがあります。

  • 通書とは

    通書(または通勝)は、台湾や香港の店先では
    年の後半に差し掛かるとよく見かける本です。

    これは、簡単に言えば、カレンダーです。でもただのカレンダーではありません。
    日を選ぶことを目的にしたカレンダーです。

    東南アジアを中心に発展した、道教と仏教が掛け合わされた文化圏で
    中華系の人々が太古から研究されたきた叡智が詰まった書物となります。
    出版社もいくつもあり、それらは~堂と名前があり
    それぞれの伝統を守り、特色を打ち出していますが
    表紙は必ず赤。
    これは、中華圏の方にとっては『赤』は、最も喜ばしい色であるからです。

     

    日めくり五術はこの中から、3~4冊と、台湾のアプリ、そして日本初の通書である【鍾福堂版】通書も参考に執筆しています。
    (※日選びには本当に参考になる本なのでお勧めです)
    なぜ、何冊も手に確認するのかというと、書かれていることが、読み方、流派によって、少しずつ違うということと、私自身も、これは本当はどういう意味なのだろうと、古代から積み重ねられた叡智の海を探検するような気持ちでいるからです。

    通書には幸せになりたいという人々の願いがあふれている

    通書を開くと、人々の願いがあふれています。
    それはもう日々の全てが詰まっています。
    何を食べると良いのか、今年はどのようなことに気を付けると良いのか。
    今日はどのような日か、何をすれば吉と出て、何をすると凶と出るのか。
    取り入れられている術も、通書によって個性がありますが
    古代より伝承され続けた擇日法(日選び)には
    多くの技法が取り入れられていることが特徴です。
    陰陽五行、風水、建除(十二直)叢辰(そうしん・神殺)
    暦家、太乙神数(たいおつしんすう)
    奇門遁甲(きもんとんこう)、六壬神課(りくじんしんか)
    禽星(きんせい・二十八宿)
    七政四餘(しちせいしよ)、禄命(ろくめい)などを駆使して
    凶を避け、吉が応じる日を探す、という大変な熱意に満ちた書です。

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    どんなふうに日めくりを活かしたらいいの?

    では、日めくり五術は、日選びの叡智は、どのように活かしたらよいのでしょうか?
    実はここに、大きな課題があります。
    知識として学んでも、それを知っているだけでは、残念ながら活かすことはできません。
    五術だけでなく、全ての学問がそうではないかと思います。
    もし、知っていれば効力を発揮するもので会ったら
    この古代叡智とアクセス可能だった方は、全て幸せ、ということになりますが
    そんなことはないですよね。
    私自身も含めて、幸せになるには、何かを受け取るには
    それを使いこなすための筋力が、体力が必要で
    それを日々磨く必要があります。
    その一番の根幹になるものは、『知行合一』と言うことではないかと思います。
    言っていることと、やっていることは同じなのか、ということ。
    シンプルですが、こんなに難しいことはありません。
    そして、自然の流れを意識し、調和して生きること。
    多くの不幸は、アクシデントは、どこかにそのひずみが生まれたとき
    誰かが無理している状態、自然の理(ことわり)が無い状況で
    引き起こされることがほとんどです。
    どうぞあなた自身の声を、自然の声に耳を澄ませてください。
    私自身も、そのように日々、精進したいと思います。
    こんな時代だからこそ、自然としっかりつながっていた、古代の人々の知恵を借りて
    私たちも共に、かけがえのない一日一日を大切に、豊かに耕していけたらと思います。

    日めくり五術 誕生の背景

    日めくり五術は、この通書を参考にして
    今日の時間を、どのように過ごすとより素晴らしい一日になるのか
    参考にしていただけるように書いています。
    これを書き始めたきっかけは、実はグリーフケアにありました。
    グリーフケア、というのは、主に大切な方を亡くされて、深い悲しみにある方のケアを言います。
    Art of My Life代表のAiは、グリーフケアセラピストとして長く活動しており
    クライアントの方々は、日々の生活を送ることだけでも精一杯。
    頑張りすぎないことが一番大切。
    そして一番最初に目指すのは、朝起きて、日常のこと、ご飯を食べるとか、お風呂に入るとか

    普通のことをするようになることです。

    普通のことを、普通に楽しんでできるようになるのは
    本当に偉大な、素晴らしい事なのです。
    そして、悲しみが消えることはないけれど
    悲しみを抱きしめながらも、幸せになることはできるから
    悲しみは、それだけ愛していた証拠だから
    自分のそんな気持ちを抱きしめて
    今日の扉が開かれますように。
    そんな気持ちでお送りし始めたのが、始まりでした。
    毎日、いろんなところで、いろんな人が、いろんな気持ちで朝を迎えていると思いますが
    今日と言う日を、より楽しく、幸せに過ごすために
    朝の良いきっかけになればとても嬉しく思います。
    これを読んでくださっているあなたも
    今日も素晴らしい一日でありますように。

     

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