言葉はいつも遅れてやってくる

 

2021年4月 壬辰月

陽の木~甲の人の4月の物語

· 陽の木『甲』の物語~月読み五術

甲の人にとっての、4月は、今までやろうとしてきたこと、やってきたことが、言語化できる時です。
甲の人、というのは、見かけによらず、エモーショナルで、とても感覚的、直感的なところがあります。

うまくいくときも、その直感に従った時ですし、何か食い違う時も、瞬間的に、あまり考えないで反応してしまったことが、後で『本当はそんな風に思っていたわけじゃなかった』と後で後悔することも。

でもそんなときにはあまりがっかりしないように。
誰ひとりとして、自分自身すら、しっかり分かっている人なんておらず、だからこそ、あれ?という感覚、違和感と、言葉が助けになるのです。

自分の感覚をごまかさず、我慢せず、このように自分は感じている、ということを見つめるうちに、だんだんとその感覚が沈殿しておさまって、その後で、言葉は少し遅れてやってきます。

そして今月は、本当はあの時自分が言いたかったことは、そうではなかった、とか、本当に伝えたいのは、自分のこういう気持ちなのだ、ということを伝えられると良い月です。

また、仕事でも言葉に自分の感覚をしっかりとのせて伝えることが大切な月。

日記を書いたり、考えていることを手帳や、ブログに書き始めたりするのにも良い時です。

4月も素晴らしい月となりますように!