母なるものに身をゆだねる

2021年4月 壬辰月

陰の木~乙の人の4月の物語

· 陰の木『乙』の物語~月読み五術

乙の人にとっての4月は、何かに守られたり、わがままになって、やりたい放題やる、ということが大切な時です。

乙の人というのは、相当安心できる状況にならなければ、そのようなことはできません。

楽しみはこっそりと、あるいは遊ぶにも大義名分を必要とします。

でも今月は、幼い時の気持ちにもどって、母なるものに身をゆだねる気持ちで、遊び惚ける、ということができると良い月。

この母親は、本当のお母さんであってもいいですし、自分のわがままを、ハイハイと聴いてくれるような相手や、遠慮なくいろいろ頼める相手、緊張しない、安心できる相手を指します。

遊び惚ける、とは、理由なく夢中になること、ということかもしれませんし、周りにいちいち了解を求めず、自由にやってみる、ということかもしれません。

今年2021年は、乙の人にとっては、自分以外の強い力が、自分の生活に入り込んで、振り回されることが多くなる時です。
周りの人に甘えられてしまって、振り回されてしまう、そんなシーンがこれからも出てくるでしょう。
そしてそれに対応するのも、とても上手なのが乙の人です。
上手に対応してしまうからこそ、ストレスを感じるのは、すでにもう耐えられないほどにたまってからということになりかねません。

だからこそ、4月は、自分も甘えることを大切にしてください。

本来は、自分の好きなことをやる権利は自分にあって、周りに了解を取る必要はなかったはず。

スポーツにも良い月ですよ。

4月も素晴らしい月になりますように!